大学を休学してボランティアをしています
21歳の息子は昨年、親戚が経営している富士山頂の山小屋で初めてアルバイトをしました。
山小屋ではいろんな方が働いてます。
夏は富士山頂山小屋でアルバイト、冬はスキーのインストラクターをやっている人
季節に応じて観光地でバイトする人・・・
そんな方々と話していくうちに、
「なぜ僕は、大学に行っているんだろう?」
と考え始めました。
お母さんやお姉ちゃんみたいに資格が取れるわけでもない。
やりたい仕事があるわけでもない
本当に行く意味があるのかな?
そこで、ボランティアをしながら世界を見て、自分の将来について深く考えたくなったのでしょう。
「語学の勉強をしながら、環境問題を考えたい。」と申し出がありました。
若いときの1年は貴重です。沢山の体験をし、大きく成長すればと思い許可をしました。
資金源は、今まで貯めたお年玉と富士山頂のアルバイト代です。
まず、年末にお試し2週間マダガスカルです。
現地では子供のケア(主に英語を教える)とマダガスカルの自然環境の調査を行いました。
そのあと、本格的にガラパゴスへ3ヶ月
富士山のバイトを2ヶ月
そして、ネパールへ3ヶ月
息子は元気に明るく帰ってきました。
ボランティアを通して考えたこと
息子は、語学も学びたくて海外のボランティアに行きました
海外での生活は最終的に語学ができるか・・・ではなく
人としてどうなのか?
だそうです。
語学ができる人は、言葉を使って自分の言い分を通す。
しかし、相手の気持ちに寄り添うことができず、つい自分本位になってしまう。
本来、ボランティアとは
ボランティアを受ける国の習慣を尊重し、自分よがりにならず、相手のために何ができるかを考え、行動すること
あくまでも、現地の方に文化を押し付けない。
また、いろんな国の人がいるけれど、〇〇人だから・・・という大雑把なくくりで見ず、絶えず個人としてコミュニケーションをとるのが大切
だって、日本人だって千差万別だから
ということを学んで帰ってきました。
なんだか頼もしくなってきました。
方眼ノートで書くことで見えてくる
息子が話していることは、頭の中で方眼ノートを書いているかのように論理的でした。
今度その息子が、方眼ノート1DAYベーシック講座を受講すると言ってくれました。
きっと、この技術を手に入れたらもっとロジカルな思考を展開し人のために役立つんだな~
と思いました。